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好き嫌い。

第2章 卒業。


「えっwwwちょww颯太wwwうはwwwwマジwww」


学校の帰り道。俺は幼馴染の桜井陽菜と話していた。



「おい!!おま…声デケぇよ!」


「いやぁ…まさか中学3年間付き合ってた彼女に卒業間際にフラれるとはねww」


そう…俺は今日彼女と別れた…と言うよりもフラれた。


「マジで最悪だよっ!俺男子校行くからもう恋人なんて出来ねぇし!どうしよううう!リア充爆発しろおおおお!」


「でもね…よく考えてごらんなさい。」


「はい…何ですか」


もう何もかも投げやりになっている自分がいる←


「男子校なんだから彼氏作ればいいじゃないか!」


「おい。」


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