俺様彼氏は甘えん坊
第7章 繋がる想い
×朝日Side×
あー。
俺何言おうとしてんだよ…。
あんなとこで"好き"だなんてよ…。
「はぁ…」
戻ろう…。
俺は男子トイレから出た。
「おい!さっきはよくもやってくれたな!!」
「あ?」
俺はトイレを出た後、廊下で待ち伏せていた奴らと出会った。
こいつらは…。
待ち伏せしてたのは、今日の朝、絢さんを連れて行こうとして、俺がボコボコにした男たちがいた。
「何か用っすか?」
「大人しくついてこいよ」
「用もないのに着いて行く訳ねぇだろうが…」
俺は無視し、絢さんの所に戻ろうとした時、男が話しかけてきた。