無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

そいつは絢さんの体をベタベタと触っていた。



｢いやっ…触らないでっ!!｣



｢泣き顔はそそるって知らないのかな？お嬢ちゃん｣


絢さんは泣いていた。



俺の…俺の絢さんに触らんじゃねぇ…

それと
泣かせてんじゃねぇ！




｢…ざけんな…｣



｢あ？なに？｣



｢俺を怒らせるとはいい度胸してんな｣



｢ん？坊や、怒ってんの？｣


誰が坊やだ…。



俺はこの時、俺の何かが切れた気がした。


こいつら…
ただじゃおかねぇ！



｢うっ…ぐはっ!!｣


ボカボカボカ…！



俺は俺を押さえていた男たちを一人一人殴った。

男らは一発殴っただけで倒れた。