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人外娘系

第30章 クラゲ娘(後編)『急激』

その頃、指導官はあまりにも転がっていく二人のスピードに追い付ける事が出来ず怒りはますます上がっていく



指導官「あの野郎、ふざけやがって」



しばらくすると上の階から見習い水底騎士達が悲鳴をあげながら慌てて逃げていく姿を見た指導官は只ならぬ状況と判断し、二人をほっといて上の階にかけあがって行った



ダッダッダッダッ



指導官から逃げられたと思った二人は研究所に戻ろうとしたらワームが後ろから襲ってきた



ラッチェル「なんだあれは?」



ロドン「気持ち悪ッ」



ロドンはすぐに剣を取り出して攻撃を繰り出してワームを真っ二つにしたが切断部分から再びワームが再生した



ラッチェル「コイツはもしかすると無限増殖タイプの魔物だ!この場合、本体を叩かない限りは止める事は不可能だ!」



ロドン「よし、本体をぶっ潰しに行くぞ、その後でレインの様子を見に行くぞ」




その頃、指導官は4階までワームをなぎ倒しながら進んでいた



指導官「くっ、見習い水底騎士が全滅している、敵の本体は何処だ?」



辺りを見渡すと科学室だけやたらワームが現れている事に気付いた指導官は壁を破壊して科学室に入った

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