『人外娘系』第34章「鶏娘『卵×農家』」　277ページ

小中大テキストサイズ

人外娘系

第34章鶏娘『卵×農家』

鶏、それは狭い鶏小屋でそれほど動かずにじっと餌を摘まみながら一日を過ごす地味でストレスの貯まる生活、鶏も嫌になって脱走するが逃げる速度が遅い為、網ですぐに捕まえられます。

鶏なんて正直可愛いなんて思った事はないですが、餌を食べてる時が何故か可愛く見えるのはなぜでしょう？

ここは小さな農家、何処にでもあるような麦ワラで出来た屋根に牛小屋があるような農家である、作物は大抵野菜が中心的に作られている

そして家には老いぼれ爺と一緒に暮らしている若き２５歳のラッセルは毎日、畑の水撒きや動物の世話をしていた、肝心のオヤジは家で戦国時代のテレビを見ている状態

ラッセルは休憩する為に冷蔵庫に向かうと朝乳搾りした牛乳をイチゴとミックスして飲んでいたオヤジ

ラッセル「オヤジ！ふざけんな、それ俺が冷やしといた牛乳！」

「小僧！ワシは農家歴５０年と言う長い月日を体験している、お前はまだ一年半の青二才だろうが！ワシに親孝行するのが当たり前じゃ！」

そうこの腐れオヤジ、変な言い訳して回避してる言い方に毎回言わされてムカついていた

ラッセル「オヤジ！この野郎！俺が頑張ってるのに」