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僕を見ないで。

第1章 どうして…僕は。

ヴァルスside





俺は、ヴァルス。
ヴァンパイアだ…。





人間界でやっていくために
夜の仕事をしている。





ねぇねぇ、お兄さん♪

私達と遊んでかない?






そう言って、馬鹿みたいに肌を露出させた女共が
こっちに向かってきた。






「ごめんな、俺この後

忙しいから遊んでやれねぇわ。」






えぇー。遊びたかったのにぃー(ムス。

ちょーガッカリなんですけど〜。






「ホントごめんなぁ。
今度くっからおとなしく待ってろよ?」







わかった!待ってるね!!ありがとぅ♥

まじ!?ちょー嬉しぃ!!ありがとねぇ♥







じゃあな、そう言って歩き出すと
こっちの方に手を振ってくる女共。俺も、手を振り返す。

正直言って女は嫌いだ…。






つか、俺じゃなくて。そこらへんの奴に言えばいいだろw
なんで、俺にばっかり毎回言うわけ?ww






しかも、毎回 胸押しつけりゃ良いってもんじゃねぇだろw
何なのあれ?押しつけりゃ、俺の起つとでも?w






男の前では、いい子ぶって
裏では、可愛い子とか偉いことか虐めて遊んでるやつらだろ。






だから、俺は無理だわw
俺 女恐怖症だもんきっと…w

まぁ、少なくとも俺の嫌いな女は
性格ブスの女だけどねぇ♪ww






とか、 いろいろ考えながら歩いてたら声が聞こえてきた。








…僕と遊ばない?








何気なく気になって、そっちのほうを見てみると
そこは、闇と光の混ざり合った狭い通路だった…。








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