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話を終えた後、しばらく沈黙が続いたがそれを破ったのは誠司だった。

「なるほど…。それは辛いね…。真緒ちゃんってのは蔵本さんであってる？」


誠司は間瀬に尋ねた。

間瀬は信じられないという顔をして話を聞いていた。

そして誠司の言葉に小さく頷く。


「じゃあ小百合ちゃんは蔵本さんが関与してたこと、知ってた？」


これにははっきりと首を振った。

暗い顔をしていたけど、はっきりと首を振った。