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桜の夢

第22章 桜の夢

私の顔は一気に赤くなる。


「流星?!ここ学校!!」

「誰も見てねぇよ」

流星の頬は若干赤かったが、笑いながら言った。

流星ってこんなこと簡単に言う人だっけ?!


「ま、これからもよろしくな」

「よ、よろしくって…」

「なんならもう1回する?」


?!?!?!?!


「嘘、嘘」


何だか今日の流星は楽しそうだ。

色々恥ずかしいことをされても、その笑顔を見るとこっちまで笑顔になる。

これからもずっと一緒にいたい。

そう思えるような素晴らしい人…


「流星っ」

「ん?」

「大好きっ!!」


今度は流星が照れる番だ。

それを見て笑う私。

いつまでもいつまでも、こうやって笑ってられるといいな…

最後にもう1回…





「流星、大好き!!」




*END*

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