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桜の夢

第5章 呼び出し

それから毎日、楽しく過ごした。

流星とたくさん喋ったし、誠司君(“山口君”は他人行儀だから嫌みたい)は他のクラスなのによく遊びに来るし、小百合は可愛いし…

とにかく毎日が楽しかった。

そんな日々の始業式から1週間後。

昼休みになり、小百合と屋上へお昼を食べに行こうとした時だった。


「心愛ちゃんっ」


突然、クラスメートの真緒ちゃんに呼ばれた。

因みに名前を覚えてるのは、隣の席だから(笑)

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