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桜の夢

第5章 呼び出し


「毎日楽しそうに話してるけど、こっちは1年の頃から好きなんだから!勝手に近づかないで!」

「…」


なるほど、ここまでくれば流石に分かる。

流星のことが好きなこの子は私が流星と楽しげに喋るのが気にくわないんだ。

そういえば小百合が流星にはファンが多いって言ってたっけ。


「あぁそれなら大丈夫。別に流星に恋愛感情は無いから」

「「「流星?!」」」


3人が口を揃えて驚いた。

…何だかまずったらしい。

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