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桜の夢

第5章 呼び出し


連れられて来たのは人気の無い校舎裏。

そこで止まると、リーダー格っぽい茶髪ロングの子が言った。


「あんた、最近調子乗ってるよね?」

「…はい?」


一体、何のこと?

私は本気で分からなかったのだが、相手には惚けてるように見えたらしい。

リーダー格の子はイライラしながら言う。


「惚けないで!何、私達の許可なく流星君達と仲良くしてるの?!」

「はぁ?」


思わず声が裏返るほど呆れる。

それが調子乗ってることなの?

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