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私には夢があるの。

第12章 お母さん



私のいらだちに満ちた声は
母の声でさえぎられる。


母「……なんで

…なんでそこまで…」


春「調べたの。

もういいから。

治療方法がないなら、
私、絶対に死ぬの…!

だからもう…いいよ!

私に構わないで…
…近づかないで!」


思っていないの、こんなこと。

でも、弱い自分に、
勝てないの。

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