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私には夢があるの。

第12章 お母さん


繦くんはゆっくりと体を
起こしてこっちへ向いた。


繦「俺ね、発症して

二年くらい。

でもまだしゃべれる。笑

走れる…かも!

笑える。

まだまだ大丈夫大丈夫!」


歯を出して笑う繦くんは、
きっと辛いと思う。

でも、そこまでして
私を元気づけてくれる。


病気を素直に受け入れたい。
でも…怖い。


いろんな感情が入り混じり、
涙と変わった。

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