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S・受付嬢・25歳『らしさ』

第2章 S・受付嬢・25歳『らしさ』(2)

車に乗り込み今日の目的地へと向かいます。


実は彼女の両親はかなり厳しく、彼氏とのお泊りは禁止どころか友達との外泊もできないのだとか。
だから旅行とか温泉街なんかに行った経験がほとんどないみたい。
というわけで今回は有馬温泉で日帰りデートプランを立ててみましたヽ(´∀`)ノ


有馬についてから周辺をプラプラと散策して予約してた旅館でランチ♪
これがまぁ大変においしゅうございまして、女将さんの粋な料理の説明の仕方に感動したりして(*´д`*)

ご飯食べながら彼女の過去の恋バナを聞いて、抱えてる悩みや背景を知ることで、より彼女の考え方が理解できた気がしました。

ちなみにここでは座る席がカウンターがテーブルか選べました。
普通女の子とご飯食べるときはカウンターが基本だと思っとるのですが、今回はディープな話も出てくるだろうしそれを板前さんが聞いて指でも切られた日には恐怖のスプラッタドレッシングの出来上がりです(((;゚д゚)))
なのでテーブルを選んだのですがこれで正解でしたw


ご飯食べたあとは玩具博物館へ。
子供たちがキャイキャイ言って遊んでる中で、カズ達も交じって童心に帰っておもちゃで遊んでました(≧▽≦)
ココすごく楽しいのでオススメです☆

ってコラ(゚Д゚)
カズがおもちゃっていうとそっち想像するだろうけど遊んでたのは子供のおもちゃですからねw

んでお土産屋冷やかしたり足湯に浸かったりして有馬を出発。


一緒に遊んでわかったこと。

やっぱり楽しいなってことでした。


だから今日はイタミクのカズとしてではなく、一般男子のカズとして彼女を抱きたいと思いました。

話せば話すほど伝わってくる彼女の弱さ、脆さ。
自分の甘さを認め、必死にもがいている彼女が自分にとても似ているように感じました。

彼女に今必要なのは心許せる人と想い合うこと。
今日までたくさんコミュニケーションをとってきた彼女とカズとの間ならそれが可能だと思ったわけで。


だから言いました。


-イタミクのカズとしてではなく、一人の男としてSを抱きたい。

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