
君が幸せならそれでいい
第3章 笑顔
「松井くんだよね?最近いつもここいるよね。私、橋本さくら。よかったらさっきのメアド登録して?」
「どうして俺のメアド‥」
「あぁ‥ごめんね!松井くんと話してみたくてクラスの男子に勝手に聞いちゃった。」
「そうなんだ‥」
「いつも外見てるよね」
「ぁ‥あぁ。」
「桜好きなの?」
「あぁ、花の中で一番好きかな」
「そうなんだ!私もなの!名前も"さくら"だし!」
「いい名前だね」
「ありがとう」
キーンコーンカーンコーン‥
「ぁ‥チャイム、じゃあまたね松井くん」
「あぁ」
