
Fire*Flower
第1章 lie&truth
「警察さんついたぁ!」
「じゃあ悠里ちゃん此処で待ってて!星華が渡してきてあげるから」
「え、いいよ…私が拾ったんだし…」
「いいのいいの!それか、悠里ちゃん着いてくる?」
「え、あぁ……ぅん…」
こんな小さい頃から既に利益とかそうゆうの
案外解ってたのかも
少なくとも星華ちゃんは充分解ってた
「お巡りさぁぁん!五百円の落とし物です!」
星華ちゃん声明るいな…
私と話すときとちょっと違う…
「おぉ偉いね!お巡りさんまで届けに来てくれたのか!」
「ハイっ!あのねそれでねそれでね、コレね星華が拾ったんだよ!偉いでしょ!」
「えっ…違うコレは私が拾いました…!!」
「悠里ちゃんダメよ!嘘つきは泥棒の始まりって言うでしょ?」
「それなら星華ちゃんが…」
「???星華ちゃんは物知りなんだね。取り合えず届けてくれてありがとう。」
