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雪月花

第2章 委員会

そうして教室を出た。

すると後から同じ様にぞろぞろと何人か出てきた。


「よく言った!」

「すっきりしたよ~」

「ありがとう!」

「それは俺より最初に言った東城に言ってください」

「いや、彼女もだけど君もだよ!ありがとう」


そう言われるとなんだか照れ臭かったが、同時に東城の凄さが身に染みた。

凄げぇな…アイツ。

平気で人と違うことをやる。

下手したら周りからずれてしまうかもしれないのに…。

ほんとに強いんだろうな。

俺はより強く、“東城心愛”について知りたいと思った。

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