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雪月花

第2章 委員会

東城と同じ様に机を叩き付ける。

性別のせいか、東城のよりも響いた。

再び静まり返る教室。


「俺も帰ります」


そう言って帰り支度を始める。

流石に2人目となると役員も少し慌てた。

だが、俺は完璧無視しながら片付ける。


「東城の言うことは間違っていないと思います。それをバカにするような人たちと球技大会を作るつもりはさらさらありません。だから帰ります」

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