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雪月花

第3章 この気持ち

東城の作業効率は抜群だった。

俺らの軽く3倍は働いている。

こんなに働いてて本当に大丈夫か…?





そんなことを考えていたある日。

廊下で間瀬とばったり会った。


「あ、流星君。久しぶり!」

「おう。久しぶり」


相変わらずの可愛らしさだ。

これでスイッチが入らなければ…


「なんか、おかしなこと考えてない?」

「い、いや!別に!!それより、間瀬って東城と仲がいいよな?」

「ああ、心愛?そうだけど…なんで?」


俺はこの間の問題の委員会のこと、ここ最近の東城の働きぶりのことを話した。

それを聞くと、間瀬は心配そうな顔つきになる。


「そんなことがあったんだ…」

「それに加えて、あいつむっちゃ働いているからさ、ちょっと心配で」

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