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雪月花

第7章 この気持ちの名前


「よし、帰ろうぜ」


「…なんかご機嫌だな」


「ま、気にすんな!」



そう言って俺達も公園を後にした。


これからどんどん仲良くなってやる。


好きなあいつをたくさん見てやる。


この恋…最後まで通してやる。


これが俺の初恋話だ。


高1の冬、俺は東城心愛に恋をした。


高2の春、心愛との物語はまた別のお話―…。





























この時、俺達は後ろにいた人物に全く気づいていなかった。


「流星…絶対に許さない」









フクシュウシテヤル


…END

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