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南の龍

第2章 出会い


今日もいつも通り学校に登校中。

「はぁぁあ」

もう、何回目かの欠伸をする。

眠い。昨日遅くまで本を読んでいたせいだ。

別に難しい本じゃない。

ファンタジー系の話だった。

最終的に主人公が死ぬという「マジかよ!」ってなる話だった。

『◯◯ゆっくり眠ってくれ』

うわぁ!なんか思い出しただけで鳥肌がたっちまったよ!

治まれ!私の鳥肌よ!

我慢だ我慢!!


ん?校門の前に人だかり。

バイクが数台。

なんだ?今日文化祭か?

女子の黄色い声が鳥肌を治めた。

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