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南の龍

第13章 姉貴の秘密


「美椰も好きなんでしょ」

「何を」

「刻を」

「なんで、そーなるんだよ」

「どうなのよ〜」

「…好きじゃないから」

「じゃぁ、応援してね〜」

美晴はそーいいながら襖の方に歩き出した。

そして、部屋から出ていく前に「これ、みんなに秘密だから」と言った。

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