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刻は、私を見下ろす感じで見てくる。

私も刻の顔を見上げる。

不覚にも刻をかっかいいと思ってしまった。

少しドキドキしてる私の心臓はきっと気のせいだろう。

「な、なんのようだ」

私は、少し吃りながらそう言った。

「特に用事はない」

「いつもだな！」

「……」

「あれか！私を犯しに来たんだな！」

「……」

「絶対私の処女はやらねぇからな！」

「分かったから、声がでかい」