南の龍
第7章 すまん
バンッ!
あと、ちょっとで男のモノが私のナカに入るところでドアが勢いよく開いた。
モノの先端が私の秘部についてる。
……やば。吐くかも。
ドアを開けたのは、私が目を覚めたときにいた男。
「沢田です!沢田が来ました!」
その男は顔を真っ青にしてそー叫んだ。
「なに逃げてんだよ」
そー言ったのは、男の後ろにいつの間にか立っていた刻。
「ひぃぃっ」
男は変な声を出してその場に尻餅をついた。
刻はそんなことはお構いなしに、男の胸ぐらを掴んで頬を思いっきり殴り飛ばした。
二メートルくらい飛んだ男は白目を向いて気を失っていた。
刻が強いのか…男が弱いのか…。