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俺たちのゲーム

第2章 京

「瓶回し!ルールはわかる?」

瓶回しなら俺も知っていた。 瓶をまわして、瓶の口が向いた方に座ってる奴が命令をきくのだ。


「やる!やる。」
とまた、大輔が騒ぐ。
こいつはルールを知っているのだろうか。

「志音もやるだろ?」

大輔が少し脅し口調で志音に言った。
さすが、こわい。

「俺ですか!え……。いやー、だい」

「ん?」
と、大輔に睨まれ志音は口をとじた。

いつも、温和な奴なのに
酒がはいるとこわい。


「じゃ、やろー」

祐の顔がにやと笑った。

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