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万引き少女

第2章 少女万引き犯

「しつこい、だいたい偶然鞄に入れちゃいましたって言って許してくれる人なんているわけないだろ、もう諦めて」

俺はそう言うと今度こそ本当に咲に背を向けて歩き出した


「…ま、待ってよ…」

弱々しい声で呼び止める咲


でもさっきみたいに服を掴んでこないと言うことはきっと止めても俺を説得する方法がないのだろう…

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