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教室に戻ると隣の席に梨香が座っていた。






｢勝手に席変えてもいいのかよ？｣





梨香の机を見ながら聞いた。






｢彼女だからいいの！｣







梨香は速答した。











｢てかさっきヤッてたが彼氏じゃねーのか？｣






続けて質問した。











｢あ〜アレね…。
アレはセフレだよWW｣






梨香は笑って答えた。






｢ねぇ由麻って童貞でしょ？｣






次は梨香がニヤニヤしながら質問して来た。







｢だから何？｣







俺は不機嫌そうに答えた。










｢私が童貞卒業させてあげる♪｣





はぁ？




｢いらない。｣





俺はあっさり断った。







｢由麻に拒否権はない。
今日の放課後、裏庭で待ってて｣



梨香はそういうと授業のチャイムが鳴った。






俺は授業に集中した。