無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

数人と定期的にやり取りしていたが、変化は突然訪れた
…
出張で来たついでに逢おう、と誘われた。
普通は、きっぱり断わるはずだ。
でも、私は相手がヤル気だとわかっていても、断る事が出来なかった。

家庭で上手くいってなくて…相手と話してる時が、唯一心安らぐ事が出来たから…それで何とか自分を保っていたから、直線会って、心身共に癒されたい、色々なストレスを発散したい、という想いが思考の大半を占めていたから。

その時の私は、とにかく現実逃避がしたくて仕方が無くて、罪悪感なんて無かった。
本能のままに求める、淫乱な女性だった。
貴重な友達の忠告も、聞く耳を持たずに自分が間違ってない、という変な自信を持ち始めていた。