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理「ぁあ…どぉしよ」


宿題忘れてちゃったよ…


休み時間、

必死に鞄や机を探すが、
どこにも見当たらない。

はぁ…しょぅがないか…


「キャーキャー‼」


ビクッ！


廊下が女子の声で埋めつく
される。


ガラ


幸「理衣子いる～？」



理「あっ、おに「キャーキャー‼」


…え？


理「ちょっとすいません…」


女子をかき分けてなんとか
お兄ちゃんの元へ。


理「どっどぅしたの？」


幸「う、うん。

これ、忘れていっただろ？」



手渡されたのは、
大きめのビニール袋。



理「あっ、これ、宿題⁉」


幸「今度からは
忘れないように！」


ニコリと笑って私の頭を
撫でると、教室を出て行った。



ドキン…