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妹=肉体奴隷。

第8章 野乃花とお兄ちゃん。


「礼‼」


「「「ありがとうございましたぁ‼」」」



会が終わるとすぐに

上からジャージを着て、
荷物を鞄につめる。



そして外で待っている
お兄ちゃんの元へ駆け寄った。



理「お兄ちゃん!

ごめんねっ
遅くなっちゃって…」



幸「んっ。

いいよ、別に。


その分理衣子には
夜、楽しませてもらうから。」



お兄ちゃんの色っぽい声が
私の耳元で響く。



その声に自然と顔が
赤くなってしまう。



野「理衣子?」



後ろから野乃花が、
様子を伺うように言う。



野「今日、
一緒に帰れないの?」



理「あっ、うん、ごめんね?」



野「ううんっ!

いいよ、大丈夫。

じゃあ、…先輩?
考えといてくださいね?」



その言葉だけを残して、
廊下を走っていく野乃花。




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