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幸せのノート

第3章 現実

その現実を聞いて……

全部思いだした……


「優太……優太……優太ぁぁぁ」

そう言って私は暴れ始めた。

「夢!」

お母さんは私を抑えようと必死に腕を掴んだ。


「やめて!優太ぁ」


とその時……

「いたッ」

頭に激痛が……

「いやだよぉ……優太がいない世界なんて……無理だよぉ」


涙が止まらない。

「夢……」

お母さんが弱々しく私を呼んだ……

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