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第5章 ワカラナイ
「コーヒーと紅茶、どっちがいい?」
「え、あっ、紅茶で!」
戸惑い、ナゼか緊張している陽菜子。
(な、なんかキョウタさんのキャラがかわってるよー泣)と、心の中で呟いていると、キョウタが紅茶を2つ運んできてくれた。
「ありがとうございます!」
「な、なんか堅くない??ふつうにしてていいよ?」
言葉使いがもとに戻り、内心、ホッとする陽菜子の前に、沈黙と言うもじが現れた。一応、わかりましたとは答えたが。
・・・。
き、気まづい。
だが、その沈黙を破ったのがキョウタだった。
「ねえ、陽菜子。」
キョウタに、呼ばれたことのない自分の名前を呼ばれた。
「は、はい!」
「あのさ、
付き合おうよ。」