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彼はセフレ。

第16章 離

シュウは一度あたしを止めた。


直後にあたしが途中まで下ろした衣類を、さらっと脱いだ。


あたしは思わず笑った。



「恥とかないよね」


「あぁ」



そう。


シュウには恥がない。


どんな体勢でもどんな格好でも、あたしに見られるのは恥ずかしくない。


あたしは恥ずかしいことあるからやめて欲しいときもある。


シュウは他の人とするとき恥じることがあるのだろうか。


あたしにはわからない。

何もわからない。

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