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エンジョイ!!学校生活

第3章 昼休みと授業中!!

4 ツッコミって、なに?



宏平「祐介!!見てみて!!トンボ!!」


祐介「………」


宏平「祐介………実は俺……」


祐介「………」


宏平「赤ちゃんが!!」


祐介「…お前、男だろ」


宏平「………」



沙希「祐介!!見てみて!!クワガタ!!」


沙希は、ピクピク動く虫を見せる。


祐介「…それ、ゴキブリだよ……」


沙希「ギャー」


ぽい!!

ポトッ

祐介の机にゴキブリが落ちた。


ビシッ!!

ゴキブリはいきたえた。


沙希「………」



宏平・沙希「テンション低!!」


宏平「えっ!?どうしちゃったの!祐介!!」

沙希「そうよ!!いつもなら、ゴキブリだよ!!ってイキイキしながら、ツッコムのに!」



祐介「俺さ、これが始まってから、ツッコミばっかじゃん?」


宏平・沙希「は、はぁ」


祐介「このままでいいのかなって……」


宏平「いや、別にいいよ」


沙希「そうだよ。この物語は、ボケ2人にツッコミ1人の話なんだから」


祐介「何で……俺はツッコミなの」


宏平・沙希「うわぁー、こいつめんどくさ!!」


宏平「じゃあ……どうしたいの?」


祐介「………ぼ、ボケたい」


宏平「無理だろ!!」

沙希「わかった。祐介そんなにボケたいなら、やってみんしゃい!!」


宏平「なにが!みんしゃいだ!!」


祐介「勘弁してください!!」


宏平「お前が言い出したんだろ!!」


祐介「ちょっと言っても、いいか?」


宏平「何だよ」


祐介「何でツッコメンだよ!!」


宏平「え~!?」


沙希「そうよ!!私できないのに!!」


祐介「俺のポジションとんなよ!!」


宏平「お前もとるなよ!!」


祐介「何でだよ!!」


宏平「こっちのセリフだ!!」


祐介「………」


宏平「………」


沙希「………」



宏平・祐介・沙希「もとに戻そう」



宏平「やっぱり、俺がボケなきゃな~」

祐介「ツッコミは、俺の方がうまいな~」


沙希「………」


宏平・祐介「ど、どうした?沙希」


沙希「私、このままでいいのかなって」


宏平・祐介「もういいわ!!」

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