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エンジョイ!!学校生活

第5章 恋人と忘れ物と帰り道



宏平「いや~テストも終わったし!夏休みを待つだけなぁ~」

祐介「そう言えば、お前テストどうだった」


宏平「10点だ!!」


祐介「一教科!?」


宏平「いや………合計で 、ドヤ」


祐介「お前、バカ………」


宏平「じゃない!!俺はただ、素直なだけさ!!」


祐介「それを、バカって言うんだよ……」


宏平「みんなも使ってみよう!!」


祐介「誰も使わねよ……」


宏平「あっ!!せいかつの教科書わすれた!!」


祐介「生活!?なにそれ?聞いたことないけど!?」


宏平「なに言ってんだ!!調理実習とかするだろ!!生活で!!」

祐介「それは、家庭科だ!!」


宏平「そうとも言う!」


祐介「いや、そうとしかいわねぇーよ!!」


宏平「母親にメールするしかない!!」


祐介「え~」


宏平は母親にメールした。


チロリーン


祐介「はや!10秒もたってねぇけど!!」


宏平「なになに」

メール内容

で?


祐介「冷た!母親冷た!」

宏平「もってきて!と………」


チロリーン


祐介「もう、つっこまねーよ…」


メール内容


いくらで?

祐介「金とるの!?」

宏平「肩揉み100で、と………」


祐介「金じゃないけど!!」


チロリーン

メール内容

いいよ!!(b^ー°)


祐介「いいのかよ!!しかも、めっちゃ嬉しそう!絵文字まで使って、肩揉みどんだけされたいんだよ!!」


チロリーン

メール内容

学校ついた!


祐介「………」


宏平「取りにいってくる!」

祐介「うん………行ってらっしゃい」


スタスタ


2分後

宏平「いや助かった~」

祐介「よかったな………ん?」


祐介は宏平の手にもっているのを見る。

祐介「教科書は?」

手にもつノートを見る宏平。


宏平「あ゛っ」


祐介「ドンマイ………」


結局、宏平は教科書を忘れたとさ!!

めでたしめでたし

お・し・ま・い!!


祐介「めでたしか?」

ちゃんちゃん♪

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