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機動戦士ガンダムδ

第4章 新しき人類

艦内を慌ただしくかけて行く乗員をみる。
(なんで…みんなが必死に戦っているのに!)
ゴッ!と壁を殴る。
「くそっ!」
廊下にこだまする。

「艦長!右舷に被弾!火災発生!」
「すぐに消化!デブリを盾にして、援護を続けろ!」
「直ちに消化!I(イリス)1、2、4はエレメントを組んで敵機の迎撃に当たってください。」
「こちらI001、了解した。I002、I004合流ポイントを示す。」
「I002、了解した。」
「I004、バレン大尉、マルス中尉これが最後にならないよう頼みますよ!」
「でかい口叩くようになったじゃねぇか!」
「マルスほどでもないぞ?」
「バレン大尉っ!そんな風に思ってたんですか!」
「冗談だ、続きは守るべきものを守ってからだ!」
三機はフォーメーションを組み、メインスラスターを焚く。
そのとき、アラームが警報をならす。
「マルス中尉っ!!」
「なっ…!?」
タルマンの目の前で、一瞬のうちに強烈なメガ粒子の海に飲まれる。
「マルス中尉ー!!」
「バカっ!回避に集中しろ!!」
「っ!はいっ!」

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