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君~タイセツサト、トウトサ~

第4章 第三章

郁-Iku-

俺達が付き合ってることを
泉木達に言い

泉木と璃木が付き合うことになった。

でも知ってる。
璃木は美成子が好きなこと

何で泉木と付き合ってんだろ?

いろいろ事情があんだろ。

色々なことがあった

美成子が松田に拉致されたり

美成子と一線を越えそうになったこと

俺の病気が進行していること……

俺は美成子の家の前にいる

美:「郁?こんなとこで何してんの?」

美成子の顔を見ると
無性に抱き締めたくなった

ギュゥゥゥ

美:「どっどうしたの??
  とりあえず、美成の家はいろ?」

美成子の部屋に入り
美成子に俺の病気が進行していること
を報告した
そしたら美成子は今にも泣き崩れそうな顔で

『戻ってくるよね?』

と言った
俺はもちろん戻ってくるつもりだ
美成子のもとに。
でも俺が決めれないだろ?

郁:「別れよう…。」

美:「えっ…」

今の俺じゃ
お前の傍にいても
苦しめるだけ
俺だって別れたくない
ずっと一生お前といたい
でも

郁:「幼すぎた」

俺は美成子の家を出て
自分の家に向かった。

どうせ泣いてるんだろな。
俺が泣かせたんだよな

郁:「好きだ…っ」

ちくしょ!!

俺が病気じゃなかったら…

お願いだから

治ってくれよ…。

郁:「情けねぇな…っく」

美成子待っててくれよ?

ピンピンになって
戻るから。

それまでいろんな恋をしろ…。

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