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君~タイセツサト、トウトサ~

第7章 第六章

郁-Iku-

璃木が俺を立たせてくれた。

郁:「ありがと」

秀:「でも…」

まだゆうか!!

郁:「今美成子に…

俺が言い掛けたら
璃木が口を挟んだ

璃:「サン…よく考えろ。
  今本当に支えてほしいのは、
  美成子なんじゃないのか?
  美成子の傍にいて、
  美成子を支える。そうゆう風には
  思えねぇのか?美成子のためじゃなくて
  自分のためにお前は逃げてるだけだ」

秀:「…」

璃:「美成子が大切なら
  今一番に考えてやるのが
  美成子なんじゃないのか?」

泉:「私はね?サンにも美成子にも
  いろいろ理由があるんだと
  思うよ?でもねひとりひとりが
  その主張をみんなに押し付けるのは
  どうかと思うよ?サンにも考えが
  あるんだよ、美成子も今大変だし
  時期を見てるんだよ」

璃木が言うのも
泉木が言うのも
いちりあるでも、やっぱり美成子
を、支えてやってほしい

璃:「サン…お前はどう思ってんだよ」

秀:「俺は…」

郁:「はぁ…っ…」

頭がいてぇ
心臓が握り締められてるみてぇだ。

郁:「ハァハァハァハァ…っ…はぁ」

泉:「郁?」

やべぇ
目の前が歪む…

璃:「おい!!郁!!!」

あぁ
もう無理…

バタンッ

璃:「郁!!!」

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