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tall love

第4章 恋の始まり 悠騎side


突然のことだった。



成から引っ越しすると
聞かされたのは…



いつも通りに
遊んでいただけなのに…

ただそう
伝えられただけなのに…




自分でもびっくりするぐらい






怒っていた。




私はいつもよりも
早く家に帰った。


私は泣いた。



今までで一番泣いた。



どんなことよりも
辛かった。



どんなことがあろうと
そばにいてほしかった。



私は一晩中泣いた。



その日から
成とは話さなくなった。


というよりも
私が成のことを
さけていた。



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