tall love
第5章 悲劇 悠騎side
「じゃあそろそろ帰ろっか。」
私は席を立った。
「待って、悠騎!ちょっとトイレに行きたい。」
「分かった。外で待ってるね。すんだらでてきて。」
私は桜姫の分の
会計も済ませてから
店をでた。
私の家は
由緒正しきヤクザ一家である。
まぁそれはそれは
お金持ちなんですよ。
人の道から
ハズれたことは
しないけど。
私は桜姫を待っていた。
遅すぎる。
私は桜姫を
1人にしてしまったことに
今更気がついた。
私は急いで
店の中に入ろうとした。
その時…
後ろから
誰かに殴られ
意識を失った。