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第4章 クリミア編第1話 希望

「あの、何か手伝おっか?」


クリミアさんはハッと気づき、

「や、やだ、ぼーっとしてたの分かった?」


とちょっと恥ずかしげにいった。


「ぼーっとというか、何か悩み事がありそうだったけど…。」


「あ、ああ、牛さんがね、あまり食欲ないみたいでね。」



嘘だ。何か別のことだ。それには気づかないフリして俺は

「ああ、それなら任せてよ。」
といい、オカリナを取り出した。

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