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第5章 クリミア編第2話 恋煩



こんなにゆったり眠るのはナビィに起こされる前以来だな。


いやでもあの時は悪夢にうなされてたし、安らぎはなかったな。



時間は限られてるはずなのに永遠に近いように俺にはある。


つまり今までになかったものが手に入った。


運命だったのか知らないが、幸か不幸か俺にはそれが手に入ってしまったんだ。




牧場のこの空気、和やかさ、それらを充実できる日。


おれは勇者という職業から離れたことを改めて実感した。

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