テキストサイズ

リンクの恋説ムジュラの利用

第6章 クリミア編第3話 衝動


「クロックタウンにはね、友達がいるんだ。アンジュっていうんだけど、もうすぐ結婚するの。」


クリミアさんが牛車を進ませながら語り始めた。


「あの月どんどん大きくなってるよね。落ちるのかな。」



確かに、さすがに2日目の夜となると月も近いな。



「落ちちゃうかもね。」



俺は何を言っていいのか分からず、そんなことを答えていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ