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「そう…、でも、これが私なの。男に騙されて酒浸りで妹にもロクにかまってあげられない私。」


「クリミアさん…。」


クリミアさんはさらにもう一本のビンを取り出した。


「もう、やめなよ。クリミアさん。」



「私には…、もうこれしかないの。」



バシッ！！

俺はビンをはじいて、クリミアさんを抱きしめた。