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第18章 校内散歩

「んんんッ!!」


 爽真の言葉へ必死に首を横に振る悠理だったが、その直後に「おまたせー!」と三好の声が廊下へ響く。

 ドクンと、心臓の跳ね上がるような感覚がした。

 本当に爽真は三ヶ島たちの前で自分を絶頂に追いやるつもりなのか、もしそうならこの先どうなってしまうのか。

 易々と想像のついてしまう未来に、悠理は振動の続いている胸を抱えてさらに身を小さくする。

 そうしてついに連れてこられたのだろう三ヶ島が、俯いている悠理の顔を覗き込んだ瞬間。


「あ――ッ!?」


 クリトリスを散々苛めていたローターの振動が一気に早まった。

 そして三ヶ島に見られたという事実へ頭が真っ白になり、そのまま小刻みな痙攣を繰り返して、膣から愛液をゴボリと吐き出す。

 
「本当に睡眠不足なのかい?」


 そう心配と疑いの混じった三ヶ島の声に、悠理は「わかりま、せん……」と力なく、トロンとまどろんだ瞳で呟いた。

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