テキストサイズ

2人のBirthday

第2章 入学式

退屈な入学式が終わり、僕を含めた生徒たちが教室へ戻っていく。


すると…


「おいレン!待てよ~」


そう後ろから僕の背中をたたいたのは、ヒロだった。


『うわっ!ビックリした~』


ヒロは、昔からそうだ!
いつも僕をびっくりさせる。



『ん、なんか用?』


ヒロは、にやにや笑いながら僕の顔を見ている。



「レンさっき、あの小さい女の子の事見てただろ~?」



み、見てたのかよ!!



『は!?えっ…し、知らないよ!!』



僕は、とっさにごまかした。





ストーリーメニュー

TOPTOPへ