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2人のBirthday

第3章 寄り合う心


「…あ、もう終わった?」


顔を上げたスズがそう答えた。


『スズ?』


顔を上げたスズの顔が、少し赤かった。


僕は、スズの額に手を当てた。


「ん?…レン?」


やっぱり少し熱い…


『スズ…保健室行こう』


僕は、スズの答えを聞かずに保健室へ連れて行った。




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