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2人のBirthday

第1章 夢で会う少女

『待って!』


あと少しで手が届きそうだった。


しかし僕は、夢から覚めた。


『…夢?』


僕は、体を起こし自分の手を見つめた。


…あの子は、いったい誰なんだ?


僕は、あの子を夢の中でよく見る。


脳裏に彼女の笑顔が浮かぶ。


『…君はいったい誰なんだ?』

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