テキストサイズ

2人のBirthday

第3章 寄り合う心

―――…


「ようれ~ん!~こっちこっち」


あ、まただ…


「ねぇ~ったら~」


またこの子の夢…


『待って!』


君は、どうして僕の夢に出てくるの?


日の光を浴びてキラキラ輝く笑顔…


向日葵のような…そんな小さな子


『ねぇ!待って!君の名前は?』


僕は、先を歩く女の子に向かって叫んだ。


そして女の子は、振り帰り僕に向かって叫んだ。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ