テキストサイズ

2人のBirthday

第3章 寄り合う心

―――ガラガラ…


『はぁ…はぁ…』


「どうしたの、金崎君そんなに急いで」


保健室へ入ると驚いた様子で先生が僕に話しかけてきた。


『えっと…鈴木さんは』


「まだ寝てるわよ、先生ちょっと職員室に行くから見ていてあげて」


『あ、はい』


先生は、僕をからかうように笑いながら保健室を出ていった。



僕は、スズのベットの元へ向かった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ